あかさの日記。稀にネタバレ注意。■お知らせ:√3とタピオカの日記を統合しました。■オフや近況を書いたりします。
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2月14日
浮世の男女が甘いお菓子を巡って小さいながらドラマを生み出す一種の"祭り"の日。
それは我が教え子にも例外は無くー…
*******積み立てチョコ*******
「なんだそれ?きょーこ達にでも貰ったのか?」
「ちがうよ。これはあげるやつ。」
数年前ボスとなった教え子のデスクの一角に、ラッピングされた小箱が積み重なっている。
「一番上が今年のでその下が去年。その下が一昨年…」
そういえば昨年のこの時期にも似たような光景を目にした記憶がある(気がする)が…
「まさか毎年積み上げてんのか?」
「そうだよ。だってなかなか取りに来ないからさー」
「…なんとなく予想つくが、誰へのだよ」
「予想つくなら聞くなよ。」
…奴か…ってー…?
「お前さっきやってなかったか?」
「あれは形だけあげたヤツ。こっちが本物。」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
"今年の"箱を持ち上げては一番上に積み重ね、持ち上げては積み重ね、、、教え子はただ黙って繰り返す。
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「あー…お前アレだろ。また幻覚の奴は本物じゃなくて云々とかわけわかんねー屁理屈並べてんだろ?」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「そんなに気になるならさっさと連れ出すなり何なりすりゃいいのに。そんだけの"力"あるだろ?今のお前には。」
「あいつのしたことを忘れちゃならねーんだとかなんとか言ってたのはどこの誰でしたっけ?」
「ここの俺様だが?なんかもーいい加減鬱陶しいんだよおまえのそのうだうだーが。」
「なんだようだうだーって。」
ぱたん。動きが止まりこちらに振り向く。まだ幼さの残る顔立ち。穏やかな色の瞳。
一応ボスなんだからもう少し…こう…威厳とかでてこねーもんかと常々思う。
「いいんだよ俺がわざわざ助けに行かなくても。考えても見ろよ。あいつ脱獄が趣味とか特技とかみたいなもんだろ?俺が行かなくても出てこようと思えば出てこれるんだよ。どうやってかは見当もつかないけどな。それが…」
デスクに向き直り動作を再開する。
「それが出てこないって事は、あいつなりに考えるところがあるんだろ。」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「さみしいくせに」
「おだまれ」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「骸は…あいつ本人は今の状態で満足してんのかもしれないとも、時々思うんだ。あいつは"こころ"でとんでくるから。能力がアレなだけに肉体に執着少ないのかも。でも、俺はー」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。
ぱたん。
「実感がない。実感がほしい。すぐ傍で、抱きしめて、抱きしめられたい。しっかりきこえるところで"愛してるよ"って、言いたい。」
はー~~~~…
無駄に深いため息が出る。なんつーか…こいつらは…
「そーゆーことは本人の前で言え。」
「やだよ。恥ずかしい。言ったら言ったで絶対鬱陶しいし。」
「きっと飛んで帰って来るぜ?」
「…いいんだよ」
「あいつの意思で戻ってくるのを、待つよ、俺は、ずっと、ずっと。」
こいつはあと何回、繰り返す気なんだろうな。…戻ってくるまでずっと、か。気の長いことで。
こうなるとてこでも動かない。教え子の芯の強さを再確認しつつ、なんだかんだで面倒くさいので広間で騒いでいる"祭り"組をからかってやろうとオレは部屋を後にした。
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
規則的な音をききながら。。。。。
+++++++++後日+++++++++
「そーいえば。お前、アレ過去の奴は賞味期限切れてんじゃねーのか?」
「ん?」
「そんなもんは知らん★」
眩しいくらいの満面の笑みをたたえた教え子に若干の黒いものを感じた。
。。。オワリ。。。
******************
はいーおわりましたよー相変わらず仕事が遅い赤紗ですごめんなさい。
骸一瞬たりとも出てきませんごめんなさい。
リボ様ばっかり目立ってますねごめんなさい。
これ打ってるときNとMを30回くらい間違えました。な行とま行がごちゃごちゃです←だめやん
んで。
アラタがですね。かわいいチョコを入手しては"かわいいからっ食えないっ"とかいっていつも長いこと放置するんですよね。
チョコ放置→何か白いの浮き出てくるよねwwww
ネタのきっかけです←
きっとつっくんチョコは下のほうは見るも無残なことになってるでしょうw
"そんだけ長いこと待ってたんだぞ"ってのが暗に込められてんじゃないかなーとか"人の気も知らないでなかなか戻って来ない骸へのあてつけ"なのかなーとか妄想しつつ。真実はつっくんにしか判りません★←
てかアレだな…去年のは骸だけがつっくん好きでやきもきしてたのにな。
この一年間でずいぶん骸のこと好きになりましたね綱吉くん。なにがあった?←お前がきくな
てな感じで。進歩の見えないgdgdな文章ですが少しでもニヤマリしていただけたなら光栄でございます。
最後にネタの取っ付きにかいたブツをぺたり。

浮世の男女が甘いお菓子を巡って小さいながらドラマを生み出す一種の"祭り"の日。
それは我が教え子にも例外は無くー…
*******積み立てチョコ*******
「なんだそれ?きょーこ達にでも貰ったのか?」
「ちがうよ。これはあげるやつ。」
数年前ボスとなった教え子のデスクの一角に、ラッピングされた小箱が積み重なっている。
「一番上が今年のでその下が去年。その下が一昨年…」
そういえば昨年のこの時期にも似たような光景を目にした記憶がある(気がする)が…
「まさか毎年積み上げてんのか?」
「そうだよ。だってなかなか取りに来ないからさー」
「…なんとなく予想つくが、誰へのだよ」
「予想つくなら聞くなよ。」
…奴か…ってー…?
「お前さっきやってなかったか?」
「あれは形だけあげたヤツ。こっちが本物。」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
"今年の"箱を持ち上げては一番上に積み重ね、持ち上げては積み重ね、、、教え子はただ黙って繰り返す。
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「あー…お前アレだろ。また幻覚の奴は本物じゃなくて云々とかわけわかんねー屁理屈並べてんだろ?」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「そんなに気になるならさっさと連れ出すなり何なりすりゃいいのに。そんだけの"力"あるだろ?今のお前には。」
「あいつのしたことを忘れちゃならねーんだとかなんとか言ってたのはどこの誰でしたっけ?」
「ここの俺様だが?なんかもーいい加減鬱陶しいんだよおまえのそのうだうだーが。」
「なんだようだうだーって。」
ぱたん。動きが止まりこちらに振り向く。まだ幼さの残る顔立ち。穏やかな色の瞳。
一応ボスなんだからもう少し…こう…威厳とかでてこねーもんかと常々思う。
「いいんだよ俺がわざわざ助けに行かなくても。考えても見ろよ。あいつ脱獄が趣味とか特技とかみたいなもんだろ?俺が行かなくても出てこようと思えば出てこれるんだよ。どうやってかは見当もつかないけどな。それが…」
デスクに向き直り動作を再開する。
「それが出てこないって事は、あいつなりに考えるところがあるんだろ。」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「さみしいくせに」
「おだまれ」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
「骸は…あいつ本人は今の状態で満足してんのかもしれないとも、時々思うんだ。あいつは"こころ"でとんでくるから。能力がアレなだけに肉体に執着少ないのかも。でも、俺はー」
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。
ぱたん。
「実感がない。実感がほしい。すぐ傍で、抱きしめて、抱きしめられたい。しっかりきこえるところで"愛してるよ"って、言いたい。」
はー~~~~…
無駄に深いため息が出る。なんつーか…こいつらは…
「そーゆーことは本人の前で言え。」
「やだよ。恥ずかしい。言ったら言ったで絶対鬱陶しいし。」
「きっと飛んで帰って来るぜ?」
「…いいんだよ」
「あいつの意思で戻ってくるのを、待つよ、俺は、ずっと、ずっと。」
こいつはあと何回、繰り返す気なんだろうな。…戻ってくるまでずっと、か。気の長いことで。
こうなるとてこでも動かない。教え子の芯の強さを再確認しつつ、なんだかんだで面倒くさいので広間で騒いでいる"祭り"組をからかってやろうとオレは部屋を後にした。
ひょいっ。ぱたん。ひょいっ。ぱたん。……
規則的な音をききながら。。。。。
+++++++++後日+++++++++
「そーいえば。お前、アレ過去の奴は賞味期限切れてんじゃねーのか?」
「ん?」
「そんなもんは知らん★」
眩しいくらいの満面の笑みをたたえた教え子に若干の黒いものを感じた。
。。。オワリ。。。
******************
はいーおわりましたよー相変わらず仕事が遅い赤紗ですごめんなさい。
骸一瞬たりとも出てきませんごめんなさい。
リボ様ばっかり目立ってますねごめんなさい。
これ打ってるときNとMを30回くらい間違えました。な行とま行がごちゃごちゃです←だめやん
んで。
アラタがですね。かわいいチョコを入手しては"かわいいからっ食えないっ"とかいっていつも長いこと放置するんですよね。
チョコ放置→何か白いの浮き出てくるよねwwww
ネタのきっかけです←
きっとつっくんチョコは下のほうは見るも無残なことになってるでしょうw
"そんだけ長いこと待ってたんだぞ"ってのが暗に込められてんじゃないかなーとか"人の気も知らないでなかなか戻って来ない骸へのあてつけ"なのかなーとか妄想しつつ。真実はつっくんにしか判りません★←
てかアレだな…去年のは骸だけがつっくん好きでやきもきしてたのにな。
この一年間でずいぶん骸のこと好きになりましたね綱吉くん。なにがあった?←お前がきくな
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